
今回の現場は、林道沿い。前回は山の中…という感じだったので、山中をあがっていくこともなく、家族連れには嬉しい現場でした。(今回も東京からのツアーがあり、過去最高の人数になったそうで、他にも1現場設けて、二箇所での開催でした。)
参加者は、お子様連れの家族、妊婦さん、ご夫婦など…今回も様々です。
集合場所からおよそ20分、現場に着くとすぐに伐採体験のスタートです。
簡単な流れを説明され、「やってみたい人!」と、挙手で立候補。今回はあまりにも人数が多くて、我が家は残念ながら体験できず。でも、ほかの方々が作業を始めると、みなさんと一緒に子供たちも食い入るようにその様子をみつめ、夢中です。


今回伐採を指導してくれるのは、20代前半の若い木こりさん。チェーンソーを触るのも初めての方が多かったようですが、そこは大丈夫。ちゃんと危なくないように、やり方を説明してくれます。
なれない作業におそるおそる…調子が出てくると、豪快な伐採の音が林の中に響き渡ります。(こういうとき、案外大人よりこどものほうが大胆に作業するような気が^^)
木をある程度チェーンソーで切ると次は楔を打ちます。これも、危なくない程度に体験させてもらえます。小さい楔に狙いを定め…コン!コン!お、なかなか上手。少年、頑張れ!

ミシッ、ミシミシッ
音が聞こえたかと思うと、「離れて〜!」の声と共に、木が倒れ始め、
ズシーン!!!!!
切るのを見ていた時はそんなに太くないと思っていた木でも、倒れるときの音と振動の迫力は最高!参加者からも木が倒れるたびに「オー!」という歓声があがります。
今回の体験者は8組。そのうち2組だけは少し上に登って伐採するということで、私も同行させていただきました。(去年は妊婦だったので上にいけなかった)
上で伐採したのは女の子とパパのご家族と、男の子二人とママのご家族。どちらも浜松市内から参加してくださったそうです。実はこういうイベントや、匠の会がこだわっている月齢伐採・葉枯らし天然乾燥などに興味を持ってくださるのは県外の方(特に都会)が多いため、地元の方に興味を持ってもらえるのはとても嬉しいんだそう。
斜面での作業は、まず足場を作るところからスタート。この太さがいい…、この方向だとほかの木を傷付けてしまう…など、いろいろな条件から伐採する木を選びます。
木が決まったらさぁ伐採!斜面はバランスが難しいので、一緒に支えて貰いながら、ゆっくりと切っていきます。そして、楔を打つと…メキメキっとさっきよりも勢いの良い音が鳴り、ズドォオオオオン!!!林道へと木が滑り落ちて行きびっくり!下で見学していた人達も大歓声です。(娘はかなりビビっていたそうです)



Aへつづく